【受験生の親必見!】親のうっかりワードが子どもをダメにする!? 自己肯定感の上げ方

  • 2024.01.31
  • 受験情報

 

 

 

受験生の親になったら、子どもを上手に褒めて伸ばすようにしたいところですが、逆に、ついうっかり言ってしまったNGワードや言動が、伸びようとする子どもの妨げになってしまう場合も…。どんなことに注意したらいいのか詳しく解説いたします。

 

CONTENTS:

 

1. 自己肯定感が低すぎる子どもたち

自分を過小評価する子どもが増えている?

10歳から急低下する自尊感情

 

2. 子どもの自己肯定感を低下させるNGワードチェック!

 

3. 自己肯定感が低いと何がいけないの?

ありのままの我が子を受け入れる

子どもの可能性は無限大!

 

4. 悪気がない親の言葉がいちばんキツい!

親は愛情のつもりでも、逆効果に

講師からのお願いとは

仲間内の冗談のつもりでも‥

 

5. その言葉の何がいけないの?NGワードとは

「それくらいで喜んで(落ち込んで)いたらダメじゃない!」

「早く食べなさい・早く行きなさい・早く寝なさい」

「だから言ったでしょ!」

 

6.自己肯定感を上げる考え方

ある父親の実話に見る過小評価

実はすごい!中学受験生たち

 

7.まとめ~親から率先して自己肯定感を上げる!

前向きな言葉が限界の壁を破る

親がありのままの自分を認めることから始める

褒めて伸ばす

 

 

1. 自己肯定感が低すぎる子どもたち

 

 

 

 

自分を過小評価する子どもが増えている?

 

最近の生徒たちを見ていてよく感じるのは「自分を過小評価しすぎる子どもが多い」と思うことです。

 

問題を解かせようとしても、すぐ「わからない」と簡単に諦めてしまったり、「どうせ無理だから」「自分にはできない」などと口にしたりします。まるでわからないことが当然と言わんばかりの生徒が増えているように思うのです。

 

日本人はとかく「自己肯定感が低い」と言われています。それは民族的なものや文化・風土的な影響が大きいとは思いますが、最近多くなった原因の1つとして、アナログのコミュニケーションが不足していることも一因にあるのではと思います。とくに親との関わりが大きいと思われます。

 

 

10歳から急低下する自尊感情

 

自己肯定感は、幼少・児童期の親の接し方が大きく関係するとも言われています。とくに日本人の子どもは10歳から「自尊感情」が急激に低下するという研究結果も出ていて、これは世界的にも珍しいことのようです。

 

もしかすると、中学受験に向けて本格的に塾などに通い出す時期と何か関係があるのかもしれません。

 

単純に受験ストレスもあるかもしれませんし、他人と比較したり、「自分はダメだ」と思い込むことが多くなったりするからかもしれませんが、そこには親との関係もかなり大きく関わっているように感じます。

 

中学受験をすることにより、親のほうもつい何気ない無神経な言葉が増えてしまってはいないでしょうか。次にどんな言葉が自己肯定感を低下させるのか見ていきましょう。

 

 

2. 子どもの自己肯定感を低下させるNGワードチェック!

 

 

 

 

本人のいる前で他者に、あるいは本人に直接以下のような類の言葉を言ったことはないでしょうか。

 

〇 うちの子は頭が悪いので

〇 うちの子にそんなに高い偏差値の学校は無理だから

〇 Aさんは優秀で本当にうらやましい。それに比べうちの子は…。

〇 お兄ちゃんはこの時期にもうA判定だったわよ

〇 それくらいで喜んで(落ち込んで)いたらダメじゃない!

〇 早く食べなさい・早く行きなさい・早く寝なさい

〇 だから言ったでしょ

〇 だからダメなのよ

 

これらの言葉はすべて子どもの自己肯定感は低下させる言葉です。いかにもという言葉から、一見すると何がいけないのかわからない、普通に使う言葉だというものもあるかもしれませんね。

 

これらの言葉がなぜNGワードなのかについては、後ほど詳しくご説明します。

また、上記のような類の言葉を一言も言っていないというご家庭は、とても上手にコーチングができているご家庭なので、この先を読む必要はないかもしれません。

もし1つでもチェックが入っていたら、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

 

3. 自己肯定感が低いと何がいけないの?

 

 

 

 

ありのままの我が子を受け入れる

 

人は、今のありのままの自分を受け入れてもらえないと、不安になったり、自分を否定的・被害的に捉えたりするものです。

 

子どもが一生懸命勉強やスポーツをがんばっているのに、親が「全然ダメ」や「まったくできてない」「まだまだだね」などとばかり言っていると、子どものやる気はどんどんなくなっていきます。

 

受験はいくら「結果が全て」とはいえ、がんばっている今の自分や、がんばってきたその過程を認めてもらえないのは、本人とってとても辛いことで、自己肯定感はみるみる下がっていきます。

 

親から「ダメなやつだ」的な言葉を言われても、反動で「今に見ていろ、親を見返してやる」とドラマや漫画の主人公のようにがんばれる子どもがどれだけいるでしょうか。実際、ほとんどいないと言っていいでしょう。

 

 

子どもの可能性は無限大!

 

前述したような否定的な言葉を浴びせられると、子どもは親の言葉を文字通りに捉えて、「自分は頭が悪いんだ」「〇〇には到底かなわない」「××中学なんて合格できるはずがない」と無意識に頭の中にインプットされてしまいます。

 

これでは、せっかくの無限の伸びしろに制限がかかってしまい、自分は「がんばってもここまでが限界だ」と、勝手にラインを決めてしまいます。そうすると、勉強にしてもスポーツにしても伸びるスピードが落ち、伸びるものも伸びなくなります。結果、「自分はこの程度だから」とがんばることをすぐにあきらめるようになります。

 

自己肯定感の低い子どもは、自分に限界をつくってしまうのです。これはせっかく伸びようとしている子どもの可能性を親が閉ざしてしまっていることになります。

それは子どもが本来持っている無限の可能性を親が狭めてしまっていることに他なりません。

 

 

4. 悪気がない親の言葉がいちばんキツい!

 

 

 

 

親は愛情のつもりでも、逆効果に

 

子どもへの愛情が深い親ほど子どもに期待しますし、幸せになってほしいと心から願うでしょう。だからこそ「今もう少しだけがんばれば、望む結果が得られる」というように考え、つい前述したようなNGワードを繰り返してしまいます。

 

もちろん、そこには愛こそあっても悪気など全くありません。それだけにやっかいでキツいのです。自覚のないキツい言葉ほど、本人を傷つけるものはありません

 

 

講師からのお願いとは

 

当セミナーの講師から、時々「親御さまに伝えてほしい」とお願いされることがあります。それは「子どもの前で本人を卑下するようなワードを言わないでほしい」「上がる成績も上がらなくなる」というのです。

 

前述チェックのような「うちの子には〇〇中学は無理」や「頭が悪いから」的な言葉は、なんとか成績を上げようと奮励している講師の指導妨害になっています。くれぐれも注意してくださいね。

 

 

仲間内の冗談のつもりでも‥・

 

同様に、塾仲間や同級生の親同士の会話でも、いわゆる「我が子をディスる」卑下するような言葉を使うシーンがよくあります。もちろん謙遜の意識もあってのことですが、つい「〇〇さんはすごいのに、うちの子はぜんぜん」「うちの子はほんとダメだから…」的な会話をしてしまいがちです。

 

親からすると、他の保護者の前で自分の子どもをあまり褒めるようなこともできないですし、他の保護者の前で堂々と我が子を良く言うのも、それはそれでマウントをとっているようで問題になったりすることもありますから難しいこともよくわかります。

 

もしかすると、我が子をディスるのは、他の親から「そんなことないよ」「優秀だよ」などと反論してもらいためかもしれませんし、半ば笑いを取るための仲間内の冗談くらいのつもりで、まったく悪いことを言っている意識はないかもしれませんね。

 

しかし、やはり子ども本人にとっては、親が他の親たちに自分の悪口を言っているようにしか思えず、自己肯定感を下げてしまうだけでマイナスにはなってもプラスにはなりません。どうしても言いたいときは、せめて本人には聞こえないところで話すようにしてあげてください。

 

 

5. その言葉の何がいけないの?NGワードとは

 

 

 

 

「この子はダメだから」や「〇〇と比べてぜんぜんダメ」「××中学に入れるわけない」というような、本人にダメ出しするようなワードは自己肯定感を下げてしまうとわかりやすいですが、前述したワードにはふだんよく使うものもあり、一見すると何がよくないのかわからないかもしれません。

 

ここでは、なぜ自己肯定感を下げてしまうのか、詳しくみていきます。

 

 

「それくらいで喜んで(落ち込んで)いたらダメじゃない!」

 

成績が上がって素直に喜んだり、逆に下がって落ち込んだりしている子どもに、あまり有頂天にさせないためや励ますつもりで、「そのくらいで…」「ダメ」と親が言ってしまうことがあります。

 

子どもは単純に親に共感してもらいたいだけです。前述のような言動では、自分を否定されたように感じてしまいます。

 

理想は「すごいね」「次もこの調子でいこう!」や「できなかったところを今のうちに直せるから、今でよかった」「次はだいじょうぶだよ!」というような前向きな言葉をかけるようにしましょう。

 

 

「早く食べなさい・早く行きなさい・早く寝なさい」

 

親なら誰でも子どもに言う言葉ですよね。これらが絶対に悪いというわけではありませんが、受験生に毎日繰り返して使うのは避けたほうがいいワードです。

 

常に「早く、早く」と急かされ、親から言われてしぶしぶ動くのが習慣化されてしまうと、自分で考えて行動するという能動性が失われ、やはり自己肯定感が下がります。

 

もし子どもに伝えるなら、「もう〇時だよ」「〇時までには寝なさいね」と時間だけを伝え、本人に考えさせ、本人の意志で行動するように促すのが理想です。ある意味本人を信頼しているからこそできる言動ですね。そのような「信頼」は自然と子どもにも伝播し、自己肯定感を上げることに繋がりますよ。

 

 

「だから言ったでしょ!」

 

これもふつうに親がよく使う言葉です。親が何度も言ったことを子どもが聞かず、案の定失敗したときに、つい口をついて出る言葉かと思います。

 

思わず言ってしまうのは仕方ないのですが、これもしょっちゅう繰り返していると、子どもの自己肯定感を下げることになります。

 

それは「だから言ったでしょ」の後に、「私の言うことをちゃんと聞かないから、失敗するんだ」「だからダメなんだ」「そんなんじゃもっと大きな失敗をするに違いない」「また同じことを繰り返すに決まってる!」などというネガティブワードが隠れているからです。それが子どもにちゃんと伝わってしまうのです。

 

子どもが何か失敗してしまったとき、思わず「だから言ったじゃない!」と言いたいのをがまんして、「起きてしまったことはしょうがないね。だけど、どうしてこうなったと思う?」という言い方を冷静にできると、だいぶ違うでしょう。

 

当たり前ですが、子どもは親からけなされれば悲しいし、褒められればとても嬉しいものです。「褒めて伸ばす」のは親だからこそより効果があるのです。ぜひ覚えておいてくださいね。

 

 

6.自己肯定感を上げる考え方

 

 

 

 

ある父親の実話に見る過小評価

 

ある中学生の子どもを持つ父親の話です。

子どもが中学生になり少し手が離れたので何か趣味を始めようと思い、自分が子どもの頃習っていた「ピアノ」を再び始めてみようとしたそうです。

30年近く昔の、子どもの頃習っていた懐かしいピアノの教本を久しぶりに開いて驚いたといいます。

 

当時はたどたどしくでも初見でも少しは弾けていた楽譜ですが、久しぶりに見たら、その音符が「ソ」なのか「シ」なのか、五線譜を見てもすぐに理解できなかったそうです。それと同時に、自分が小学生の頃に、こんなに♯(シャープ)や♭(フラット)がたくさんある楽曲を当たり前のように弾いていたというのが信じられなかったといいます。

 

当時は周囲も皆同じように弾けていたので当たり前だと思っていましたが、実はすごいスキルだったと今になってわかったそうです。あの当時にそれがわかっていたら、より上にいきたいと、ピアノの練習をもっとがんばったかもしれないとも笑いながら言っていました。

 

中学受験を目指す小学生も同じではないでしょうか。本来なら小学生が解くには難しすぎる難問を毎日何問も解いているのです。実はそれだけでもすごいことで、もっと褒められてしかるべきなのではないでしょうか。

 

 

実はすごい!中学受験生たち

 

中学受験生は週に何度も通塾し、かなり難しい勉強を強いられています。受験しない同級生に比べると相当がんばっているのですが、優秀な受験生が多数いる中にいると、そのがんばりがなかなかわかりにくく、実感しづらい状態になり、がんばりに対し鈍感になっていきます。

 

まして成績に反映されていないともなると、やる気も減退し、ますます成績が下がり、さらにやる気がなくなるという悪循環に陥ります。親からすると当然文句も言いたくなりますが、その前に少し立ち止まって考えてみましょう。

 

本当に我が子はがんばっていないのか、自分(大人)でも頭を悩ますような問題を解いている子どもは、実はすごいのではないかと思えないでしょうか。決して周りと比べてという話しではないですよ。

 

できていなことばかりをとがめるのではなく、できていることを単純にすごいことと、素直に褒めてあげましょう

 

前述のピアノの話のように、自分を過小評価してしまうことが多い日本の子どもたちですが、本当は世界的にみてもかなりレベルの高いことを求められ、日々がんばっています。まずはいちばん身近にいる親が我が子を見直してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

7.まとめ~親から率先して自己肯定感を上げる!

 

 

 

 

前向きな言葉が限界の壁を破る

 

「子どもには無限の可能性がある」と前述しました。子どもが自分の限界を勝手に決めたりしないように、親は今できていることをしっかり褒める、日々のがんばりを認めて応援する前向きな声かけをしてあげましょう。

 

子どもは親のそういった前向きな応援で、自己肯定感を上げ、「もっとできるかも」「もっとがんばろう」という気持ちになり、限界という壁も打ち破ってくれます。

 

ここで1つ課題があります。自己肯定感を上げる「褒めサポート」。言うのは簡単ですが、実際にやるのはそんなに簡単じゃないと思われるかもしれません。もしそう思われたなら、親御さまご自身の自己肯定感が低いのかもしれません。

 

 

親がありのままの自分を認めることから始める

 

ご自身の自己肯定感が低いと相手を上げるのは難しいでしょう。そこで提案です。子どもだけでなく、ご夫婦、あるいは親しい友人同士でも誰でもいいので、日々お互いを褒め合うことをお勧めします。まずはありのままの自分を認め、受け入れることから始めてください。

 

今の自分は「実はけっこうすごいかも」「すごくない?」「やっぱりすごい」ということに気づきましょう。無理やりにでもそう思えたら、何でもいいので夫婦で互いに褒め合ってください。日常の小さいことでもなんでもいいので、とにかく相手を褒めましょう。

 

家の中で両親が互いに褒め合っていると、子どもは安心して精神的にとても落ち着きます。いい両親の間に生まれた子どもとして、自己肯定感も上がります。家族みなで自尊感情が上がれば幸福感も増しますし、成績はもちろん何ごとにもいい影響を及ぼしますから、それに越したことはありません。

 

 

褒めて伸ばす

 

受験生の子どもたちは今一生懸命自分と戦っています。過小評価しがちな時期ですから、どうか親がその追い打ちをかけるような言動だけは避けてくださいね。

 

家族皆の自己肯定感が上がるよう、ぜひありのままの自分、ありのままの相手を認めてあげましょう。そして、「褒めて伸ばす」のは子どもだけでなく、親自身もということもお忘れなく。

 

 

 

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管理栄養士
浅田ゆうき先生

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