速報!京都大学医学部医学科 2名合格‼

無料体験授業お申し込み
お問い合わせ
フォーム

大学別合格対策(医学部)

藤田医科大学

  • 一般
  • 共通テスト

入試の傾向

学科試験では、各教科の知識に加え、思考力・判断力・表現力を評価するための記述式問題を出題すると謳っています。
英語によるコミュニケーション能力、論理的・数量的思考を叶える数学力や国語能力、科学への探求心など、幅広い知識と可能性を秘めた人材を求めている大学です。
愛知県の医療従事を志願するものへの「愛知県地域枠」があります。

各科目の入試の傾向と対策

外国語
試験時間・点数配分 試験時間:90分  満点:200点
【傾向】 大問1~3までがマーク形式での解答形式。ここまでで一定の点数に達した受験生のみ大問4と5の採点が行なわれるという方式を採っているようです。
設問は英文和訳、内容説明、内容真偽、類義語選択、空所補充などで構成されます。解答は選択式・記述式の併用です。問題数は多い傾向にありましたが、少しずつ減り、試験時間も延長されました。
長文読解問題の中で空所補充や語句整序などの文法問題や、同意表現や語形変化などの語彙問題が出題されるのが通例です。英文の読解力とともに語彙力を試されています。長文における空所補充問題は配点がかなり高いため、単語の記述には十分に時間をかけて準備する必要があります。
長文の内容は、医学や科学に関するものを中心に社会学的なもの等、バリエーションを持たせています。分量もかなりあるうえ、大問によって難易度の差が大きいのも特徴です。
【対策】 内容的にも難解なテーマを取り上げる傾向にありますが、語彙に難しいものが多いため、語彙を増強することに時間を充てましょう。また同時に、英文構造を理解することが重要です。文章の中で語彙がどのように使用されているか、構造に注目した学習をしてください。
和訳や説明問題などは記述での解答が求められます。英文問題を演習する際には、自分なりに書いて覚えるようにしてください。
あとは、問題量がさほど減っていないところを考慮して、スピード感も掴んでおきましょう。速読できることがベストですが、語彙や内容によっては難解なもの、意味が捉えづらいものもあって、スピードが落ちる場合も出てきます。あまり自分の範疇を超えるものの場合は、最後に回すなどの工夫も必要です。
長文問題に取り掛かる際にも、単語や語彙、短文の和訳に慣れることから始めていく方が、語彙等の訓練にもなってよりよいはずです。
数学
試験時間・点数配分 試験時間:100分  満点:200点
【傾向】 大問1のマーク式の問題で基準点に達しないと、その時点で不合格となり、残りの大問での得点は加味されません。大問1が小問集合で出た場合、解法がすぐに出てこない問いがある場合にどのように対処するかを事前に把握しておくことも重要です。
問題量が多く、数学Ⅲからの出題が多いのが特徴。難易度は全般的に標準ですが、処理に手間のかかる問題も多く、一度途中でつまずくと思わぬ時間ロスになります。問題の取捨選択や事前の時間配分に十分配慮してください。
小問では空欄補充式での解答がほとんどですが、途中式を記述する設問も混じっています。特に大問は記述での解答を求められますから、学習段階でノートを作るなどの訓練を積んでおきましょう。
微分係数や微分法の応用、積分法の応用、数列や関数の極限など、極限・微分・積分に関する問題が特に多いのも特徴的です。
【対策】 各分野とも細かい部分まで丁寧に学習し、解答のみならず、途中式がすぐ出てくるように解説が丁寧な参考書や問題集を入手することが早道でしょう。特に定番の問題はくりかえし取り組んで、系列の問題にすぐに対処できるようにしておいてください。
教科書や教科書傍用問題集にある基礎がきちんと定着しているかを確認し、苦手な分野や自分の弱点を認識して、そこが手薄にならないように心がけましょう。
記述で解答することに慣れるには、テキストなどにある解き方のコツをまねて書いてみることです。数学的な論理を展開する思考は計算力の強化につながり、解答式の導出と計算の早さを身に着けられるはずです。
特に数学Ⅲの極限・微分・積分は強化したい分野ですので、演習量をしっかりとり、過去問演習を繰り返すことが理解への近道です。
物理
試験時間・点数配分 2科目
試験時間:120分  満点:200点
【傾向】 理科2科目で120分ですから、1科目は60分程度を充てることになります。大問4問で構成され、解答形式は、記述式です。力学を中心に波動、電磁気で構成されています。
力学は毎年大問2題出題されている最重要単元です。
電磁気学と波動では、ほとんどが典型的かつ標準的な難易度の問題です。計算問題のほかにもグラフの読み取りや作図等も要求されますので、事前の準備が必要でしょう。原子分野から知識を問う出題もあり、対策は必要です。
どのテーマにおいても、複数の関係式から物理量を求めるといった計算量が多い設問になっています。問題を解くことだけでなく、時間変化などのグラフも読み取る力が試されますので、問題文を正確に読み解き、高い思考力をもって挑戦するという心構えでいてください。
【対策】 教科書で扱われている語句の定義や現象を理解して覚えることから着実に基礎を固めましょう。公式の導出がスムーズにできるようになることを第一の目標とし、次段階で現象とグラフの関り、グラフと式の関係について確実に自分のものにしてください。
教科書での基礎固めができたら、典型問題を解いていき、少しずつ時短できるように訓練してください。その後、定番の標準問題でどのくらい理解できているかを確認することです。基本的な解法の導出はもちろん、自分なりにどこまで活用できているかを知って、その後の学習につなげましょう。
最期に過去問を解いてみると、本校の傾向に見合った学習を重ねられたかがよく分かるはずです。本番を意識して、制限時間内に解くスピードを把握したり、問題の取捨選択や解く順番を体感したりして、十分に仕上げに時間を割いてください。
生物
試験時間・点数配分 2科目      
試験時間:120分  満点:200点
【傾向】 大問4題構成での出題街続いていますが、難易度の高い問題を各所組み込むといった傾向は多少和らいできているようです。
人体関連の分野が重視されており、詳細な知識と実験についての経緯や結果を詳述する問題が多いのは変わりません。
動物の反応、遺伝情報、タンパク質と生物体、体内環境、代謝等が頻出分野です。特に対策を講じるべきは刺激と反応、動物の器官の構造と機能関連です。総合的な問題もよく出されているので、進化に関連させた発生や代謝の知識など、分野ごとの関連にも気を配る必要があるでしょう。
すべて記述式解答ですが、選択問題以外は簡潔に記すことを明示しています。空所補充や一問一答形式の問題はもちろん、10〜30字程の記述で答える場合には要点をわかりやすくまとめるといった技術も必要です。
基礎固めが十分にできていれば、自分の言葉で書いて説明することをよりスムーズにしてくれるはずです。
【対策】 教科書にある用語や知識、グラフ、計算式など、事象・現象に関する基礎レベルの知識は十分に備えることです。単元ごとに空所補充や一問一答に即答できるレベルまで学習を深めてください。
また実験に関連した知識の習得は必須です。実践的な演習教材を用いて訓練を重ねながら用語についての詳しい解説を手引書にすると、理解が深まるはずです。
基本問題が終了したなら、発展問題に取り掛かりますが、定着や理解が不十分でよく分からなかった点を重点的に学び直しましょう。
医学的な内容のやや難問に近いものへの対策としては、基礎知識で賄う問いよりも、普段の時事問題やニュースなどに関心を持つことの方が解決につながるでしょう。また、問題分緒リード文をよく読み解き、設問の求められていることとの関連気付けば、相応の記述はできるはずです。これらは過去問に取り組むことで慣れておく必要があります。
化学
試験時間・点数配分 2科目      
試験時間:120分  満点:200点
【傾向】 大問5~7題での出題で、記述式での解答ですから、全問解答するには時間的にかなり厳しいと言えます。理論化学、無機化学、有機化学から平均的に出題される傾向にあり、すぐに解答できないものに関しては飛ばして進めていくべきでしょう。
小問集合の出題形式は、正誤問題や文字式での計算問題、グラフを用いた問題です。ほか、組合せの選択や数値計算問題、穴埋め、グラフの選択、文字や記号による表現等の形式で出題されます。
官能基・性質・分離方法・呈色反応・名称・構造式・異性体の数・IUPAC名・特徴ある構造名・異性体が生じる理由など、理由を問う形での問いも多いのが特徴。
理論化学は滴定問題や化学平衡、無機化学は化合物の性質や化学反応式、有機化学は構造決定や高分子の性質と計算問題等を中心に構成されています。
穴埋め問題での正確な知識や計算が求められますから、準備を入念にしておくことが大切です。
【対策】 高校化学の理論・無機・有機分野を偏りなく出題し、網羅的な知識の深度を確認しようとする問題が多く、難易度の高い問題で困惑するといったような場面にはあまり直面しないでしょう。
まずは基礎から始め、教科書要問題集などで基礎チェックを十分にしておきます。次に標準レベルの問題集を完成させることを目標にしてください。知識の定着と確認をし、文字式の計算やグラフ選択の問題にも慣れておきましょう。詳しい解説が載っているもの、分野全体を網羅しているものを選ぶことが大切です。
理論化学では濃度計算、pH計算、混合気体の性質、化学平衡、無機化学では錯イオン、両性元素、工業的製法、有機化学では医薬品、機能性高分子等をきちんと整理しておいてください。問題文の条件に慣れておくために自分で書き出してみるなどの練習も、本番の時間短縮に有効でしょう。

総合進学セミナーのプロ家庭教師は、藤田医科大学の入試に合わせた専門対策で合格への道をサポートします。

医学部に強い!プロ教師による無料体験授業60分
ページトップへ