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大学別合格対策(医学部)

川崎医科大学

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入試の傾向と対策

川崎医科大学には、センター試験を利用した入試制度はありません。川崎医科大学が個別に行う入試制度のみですので、しっかり特徴を掴んで準備をしてください。
知的好奇心による積極的な学習をし、体系的な知識と確かな応用力、自律的な学習能力を身につけていることなどを入学者に求めるとしています。

各科目の入試の傾向と対策

外国語
試験時間・点数配分 試験時間:80分  満点:100点
【傾向】 長文読解問題2題と文法・イディオム等知識問題、語句整序問題が各1題の大問4題での構成になっています。すべてマークシート式ですが、英文での問題文に英文のみで答えるといった要求もあり、読んで理解するまでの手間が相当かかることは覚悟してください。
長文1題は非常に長い英文が設定されるので、全体の時間配分に注意が必要です。長文問題以外は短時間で仕上げるような速読力、読解力が求められるでしょう。
英文は医系の内容のものが中心ですが、全体のレベルとしては標準的な知識で対応できるものがほとんどです。
読解問題はそれぞれのメインが空所補充と内容一致の問題で構成されますが、長文を読み下しながら設問に答えていくようにするなど、時短の方法を考えておいた方がいいでしょう。
【対策】 長文読解問題が全体に占める比重が大きく、2題の大問をどれだけ攻略できるかで点数に大きな開きが生じます。
英文構造を把握することに時間を割き十分な理解力を身につけながら、速読のトレーニングも地道に進めていきましょう。英文の解釈に素早く対応できるようになれば、かなりの時間を短縮できるはずです。
長文読解の速読力を身に着けるためにも、パラグラフリーディングやスラッシュリーディングを推奨する参考書や問題集を教材にすることをすすめします。
医療系のテーマにおける長文問題集を1冊用意してください。最新の医療系の時事問題など、医学・生物学などに関連したテーマを扱っているものがよいでしょう。
当然過去問での演習が重要となりますが、自分の仕上がり時期の最初、中間、最終段階と、時期ごとに取り組むことで理解度を掴むことができるので、ぜひ試してみてください。
数学
試験時間・点数配分 試験時間:80分  満点:100点
【傾向】 大問3題での出題で、誘導による設問形式をとっています。マークシート式ですが、設問数が多く問題文が長いのも特徴。時間配分や読み取りを間違えないよう注意が必要です。
微分積分をメインにベクトル、図形と式、三角比・三角関数、確率などが頻出分野です。特に図形関連の問題が散見され、三角比と三角関数だけでなくベクトルや図形の性質なども出ますので、事前に準備をしておきましょう。
レベルとしてはほとんど標準的な問題で、特別難問と言える問題が出題されたことはありません。ただ、全分野を網羅的に設問に取り入れ融合問題が多いのも特徴です。解答を導出する過程に意外と手間がかかる問題も多いようです。
【対策】 論証問題を多くする必要はありませんが、確実に答えを導き出すには、演習量を十分にとることと途中式や証明についても十分に理解していることが重要です。
過去問演習などは実際の試験を想定してマークシート方式でシミュレーションするのがよいですが、日ごろの学習の積み重ねには丁寧な論証が必要です。途中経過を頭の中で組み立てて答えを導くという訓練が必須です。
全分野を網羅するような参考書を1冊は用意し、頻出分野を中心に問題を解いてみることです。苦手な分野がよく分かり、補強すべき箇所が見えてきたら、そこを重点に演習問題をやってみてください。
また、計算力の強化も重要です。解き方のポイントを押さえたらいくつも計算演習を繰り返すことで、苦手分野の計算も含め素早く解答の導出ができるようになるはずです。
公式や定理については完全にマスターするようにしてください。
物理
試験時間・点数配分 2科目
試験時間:120分  満点:150点
【傾向】 理科は2科目で120分の時間をどう配分するかが重要です。
物理の大問は2題で、大きく分けると計算問題と知識問題からなっています。計算問題は力学のボリュームが多く、問題数も多いため、ケアレスミスに注意しましょう。
知識問題はそれぞれ単発であることが多く、そのなかに原子物理も含まれます。内容的には力学と電磁気学を中心にすべての範囲を網羅して出題され、原子物理も必ず入っているので抜けのないように準備をしてください。
設問は選択形式です。選択肢が多く非常に酷似した文字列が並ぶため、注意深く選ぶことが大切です。思わぬところで選択ミスをしないように、気をつけてください。
全体のレベルは標準レベルでさほど難易度が高いわけではないので、ミスを減らし落ち着いて一つ一つをクリアしていくようにしましょう。通常の準備が整っていれば解ける問題ばかりです。
【対策】 教科書にある各分野の基本事項や公式、その導出方法を理解することから始めましょう。教科書傍用問題集なども併用して理解を深め、公式から導出過程がスムーズに引き出せるようになることが重要です。公式のほか、法則や仮説の提唱者の名前なども出題されますので、しっかり覚え内容を理解しておくことです。
標準レベルの問題集で演習を行う際には、解答パターンが定着するような学習を心がけてください。計算においても知識を整理するうえでも、典型問題に慣れその解法をすぐに導出できるようになれば、かなり精神的にも余裕ができるでしょう。
過去問も含め、多少難問に取り組んでみることも必要です。初見で間違えやすい問題や理解できていたと勘違いしていた知識などの抽出に役立ちます。
生物
試験時間・点数配分 2科目
試験時間:120分  満点:150点
【傾向】 小問で構成される大問3題で出題され、用語や正誤を選択するマーク式での解答です。
空欄補充、正誤問題、図中の名称問題などが多く、問題集によく出るような実験考察問題も出題されます。
問題の空所欄が順不同だったり、一つの問題で複数の解答を求められたりと、設問を正確に読んでいないと思わぬマークミスにつながるケースが多いのも特徴。
内容は知識問題がメインですが、どの分野からもバランスよく均等に出される傾向にあります。高校生物全体を網羅した学習が必須です。
特に頻出しているのは、進化と系統から動物の系統、生態から食物連鎖、内分泌腺とホルモン、発生から各胚葉からの器官形成、効果器より筋肉についての問題です。
このように、生物全体の知識を幅広く穴がないように定着させることで対応可能な問題構成となっています。
【対策】 教科書に載っている知識や傍用問題集を繰り返し演習することで、基本的な知識の整理が必要です。それと同時に、基本的な図表や実験について、教科書のほかに解説の分かりやすい参考書を用意して少しずつ内容を習得していくようにしましょう。
図に関しては各部所の名前を正確に覚えてしまうこと、表やグラフはその解説がひととおりできて結論まで導き出せることを目標に学習をすすめてください。
実験考察問題は、参考書や問題集に出てくるようなものがほとんどと考えてよいでしょう。よって、学習する段階で実験の手順や考察に至る概要について十分に理解し、知識として備えることが重要です。
演習段階では過去問を解いてみるのが効果的です。本校はもちろん、同レベルの医学部の問題も着手してみるとよいでしょう。
化学
試験時間・点数配分 2科目
試験時間:120分  満点:150点
【傾向】 これまでのほとんどが大問3題での構成で、それぞれが小問集合になっています。すべてマークシート式です。
有機化学は頻出分野でボリュームも多く、特に構造決定分野の問題は少し難易度も高めでしたので、抜かりなく問題に慣れておく必要があります。
化学平衡分野もほぼ必ず出題される分野です。理論分野と無機分野からはいずれか、または両方から抽出される形で出題されていますので、全体を網羅する学習が欠かせないでしょう。
出題されるレベルは標準クラスがほとんどですので、センター試験レベルの問題を想定すると分かりやすいのではないでしょうか。ただ、苦手だと感じている分野もしっかり理解していないと、さほど難しくない問題を落とすことになり兼ねません。
また、平均点が高くなる傾向にありますので、少しのミスが命取りになります。しっかりとした準備をし、ケアレスミスに注意して本番に挑むようにしてください。
【対策】 本校の特徴を踏まえ、基本事項をしっかり押さえることで多くの問題は冷静に処理できると考えられます。よって、教科書と教科書傍用問題集を手元に置き、高校化学全般の知識を丁寧に身に着けることを考えてください。基礎をしっかり固めることで自信もついて、本番も慌てずに済むはずです。
全問を解ききって80%ほどの正答率を上げなければなりません。分からない、見たことのない問題を作らないことです。標準レベルの問題集を多くこなして、問題への対処のバリエーションを増やしましょう。
同じ問題を解いていくなかで、理解の不十分さを認識していくことが大切です。最終段階で、自分なりの解答がきちんと描けるようになれば、多少ひねった問題もどんな応用なのかいち早く気づけるはずです。そこまで自信が持てたなら、過去問に着手して、自身の現状での理解度を確認してみるとよいでしょう。

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