2016年1月16日より近畿圏中学入試がいよいよスタートします。今まで頑張ってきたものを精一杯出し切って欲しいと切に願っております。
さて、毎年のことになりますが1つ2つアドバイスをさせていただきます。
①うっかりミスが合否を分ける
受験においては、同レベルの生徒たちが試験を受ける訳で合格最低点前後の得点を出す生徒が多いのは当然のこととなります。つまり1点差2点差で不合格になる生徒が多いということです。それぐらいわかっていることですが、お伝えしたいことはその得点の内容だということです。例えば、普段解けている問題でも漢字を書き間違えた...計算ミスをした...等試験が終わってから間違いを発見することがあります。その1問が正解していれば合格できていたのにという残念な声を毎年耳にします。試験は一発勝負です!今までミスが多かった生徒も、入試では慎重に且つ見直しをしっかり取り制限時間一杯まで全力で集中して解くことが大切です。この当たり前のことを本番でできる生徒が合格を勝ち取れるのです。
②最初の受験科目が難しくて解けなかったとしても諦めるな
過去問では得意な算数が7割前後取れていたのに本番では6割程しか取れた気がしない...もう駄目だ。この次の科目で、気持ちを切り替え頑張る生徒と意気消沈の状態のまま試験に受ける生徒では、結果が大きく変わるということです。例を挙げますと、灘中の算数Ⅰでは例年受験者平均点が70点を超えているのですが、2016年入試では受験者平均点41.9点で合格者平均点でも54.4点と強烈に難しかったのです。つまり6割の得点率を出した生徒はかなり上位の点数を取っていたということです。難易度により合格最低点は変わる訳ですから、1科目で出来が悪かったにせよ他の科目では気持ちを切り替えることが大切であるとわかると思います。
受験生の皆さん絶対合格!受験まであと少し全力で頑張りましょう!