中学受験は算数で決まる!?
「中学受験は算数で決まる!」とも言われるほど、中学受験に「算数」は重きを置かれる最重要科目です。そうは言っても小学生のレベルと思われがちですが、年々その難易度は上がり、もはや親御さんの時代とはまるで違う問題になっていると考えていいでしょう。実際に小学校の算数の授業で習うようなことは、難関中学入試に出てくる問題のほんの2割程度。ご家庭で子どもの「受験算数」を教えるのは困難とも言われる所以です。
中学入試のための「受験算数」とは?
中学受験の算数は、あくまで「算数」で、どんな難関中学の問題でも「数学」の問題にはなりません。だから簡単かというとこれがたいへん難しく、却って大人は「数学」の知識が邪魔をして解けなかったりします。中学校受験の算数では、「つるかめ算」や「旅人算」、「和差算」など「〇〇算」と名のつくものが数多く出題されます。
これは学校で習う一般の「算数」ではなく、公教育を越えた「受験算数」であるとも言えるでしょう。
算数と数学の違い
算数は答えを出すことを目的に、具体的な問題を解きますが、数学は文字を使うなどして抽象的に考え、答えを導くプロセスが重要となります。また数学になると、小学校ではやらない「負の数(マイナス)」を使うようになります。これにより根本的な概念が大きく違ってきます。
中学受験の算数は指導者に注意!
有名難関大学出の家庭教師でも、中学受験のプロではない先生はたくさんいます。小学生の問題なら簡単と高を括り、方程式などを用いた「数学」として解いてしまうことも。「この方が簡単に解けるから、方程式で解いた方がいい」などと平然と言ってしまう教師も残念ながらいることもまた事実です。当然、学校や塾と教え方は違いますし、子どもは混乱するだけで逆効果。却って成績が下がってしまいます。集団塾だけでは算数がついていけないからと、家庭教師をお願いするときには、出身大学名よりも、中学受験の算数を良く知っているかどうかを必ず確認することをおすすめします。
中学受験のプロはココが違う!
それでは、「つるかめ算」や「和差算」を用いて問題を解くにはどのようにすればいいのでしょうか。中学受験のプロ教師とは、受験算数を徹底追及し、問題をとことんまで知り尽くした教師陣です。これぞ受験算数の解き方、教え方だとその違いが分かることと思います。まずは灘中学校をはじめとする難関中学入試問題や、中学入試に出題される算数問題の考え方、解き方のお手本動画をご覧ください!
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