今回は算数から「数列」の問題です!
【問題】
以下の数列【ア】~【ウ】について、先生と太郎君、花子さんが会話をしています。次の空欄に当てはまる数字を答えなさい。
【ア】2、4、6、8、10…
【イ】1、2、4、7、11…
【ウ】3、6、10、15、21…
先生:【ア】の数列の1番目を2、2番目を4とすると、10番目は何かわかるかな?
太郎:〔①〕です。
先生:正解。じゃあ【イ】の数列の10番目は何かな?
花子:【ア】と違って数列の隣同士の数の差が一定じゃないですね。
太郎:【イ】の数列の隣同士の数の差を取り出してみると、1、2、3、4…になりますよ。
花子:ということは、【イ】の数列の9番目の数と10番目の数の差は〔②〕になりますね。10番目の数は1番目の数に〔②〕までの【イ】の数列での隣同士の数の差を足した数だから、〔③〕になりますね。
先生:そうだね。じゃあここで【ウ】の数列の20番目の数は何かわかるかな?
太郎:えっと…。〔④〕です。
先生:お見事!正解です!
【解答と解説】
①20
②9
③46
④231
【ウ】の数列は【ア】の数列と【イ】の数列の和であることから、【ア】の数列の20番目は40、【イ】の数列の20番目は191であるので、④は231となります。
※いかがでしたか。「数列」の問題は難関私立中学受験ではよく出る問題です。できなかった人は類題をたくさん解いて、数列が得意になるように練習しましょう!