今回は入試によく出る理科から星座問題に挑戦です！
【問題】
冬の南の空の観察について、（1）～（5）の問題文の空欄①～⑯に当てはまる語句を、下記語群ア～フから選びなさい。
1．2月のバレンタインデーの頃、午後8時頃に南の空を見ると、左下がりに一列に並んだ3つの2等星を中心とした鼓の形をした（ ① ）座が見える。
2．（ ① ）座は、5つの（ ② ）等星と2つの（ ③ ）等星を持つ星座で、狩人（ ① ）が左手に獅子の皮でつくった盾を持ち、右手でこん棒を振り上げ、西側の（ ④ ）座の（ ④ ）と戦っている姿とされています。
3．狩人（ ① ）の腰のあたりに並ぶ三つ星を挟んで、肩のあたりに赤く輝く「脇の下」という意味の1等星を（ ⑤ ）、足のあたりに青白く輝く「足」という意味の1等星を（ ⑥ ）という。
日本ではこの色の対比を源平の旗の色にたとえ、（ ⑤ ）を平家星、（ ⑥ ）を源氏星と呼んでいます。
4．東側には、狩人（ ① ）が連れている（ ⑦ ）座と（ ⑧ ）座があり、（ ⑦ ）座の1等星（ ⑨ ）と、（ ⑧ ）座の（ ⑩ ）、（ ① ）座の（ ⑤ ）を結ぶと大きな（ ⑪ ）ができ、これを「冬の（ ⑫ ）」といい、冬の星座や星を見つける目印になっています。同様に、（ ⑥ ）を含む冬の1等星6つをつないでできる大きな形を「冬の（ ⑬ ）」と呼んで目印にしています。
5．（ ⑥ ）と（ ⑤ ）を線でつなぎ、そのまま（ ⑤ ）の方向に伸ばしていったところに、（ ⑭ ）座の1等星（ ⑮ ）と2等星のカストルがあります。
また、（ ⑨ ）から（ ① ）座の三つ星の方へ延長していくと、（ ④ ）座の1等星（ ⑯ ）にあたります。
ア．おおぐま イ．こぐま ウ．ふたご エ．おうし オ．おおいぬ カ．こいぬ キ．オリオン ク．カシオペア ケ．ぺガスス コ．アンタレス サ．アルデバラン シ．ポルックス ス．リゲル セ．プロキオン ソ．ベテルギウス タ．シリウス チ．１ ツ．2 テ．3 ト．4 ナ．正三角形 ニ．二等辺三角形 ヌ．正方形 ネ．長方形 ノ．大三角 ハ．大円 ヒ．宝石 フ．ダイヤモンド
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【解答】
1．2月のバレンタインデーの頃、午後8時頃に南の空を見ると、左下がりに一列に並んだ3つの2等星を中心とした鼓の形をした（①→キ．オリオン）座が見える。
2．（オリオン）座は、5つの（②→ツ．2）等星と2つの（③→チ．１）等星を持つ星座で、狩人（オリオン）が左手に獅子の皮でつくった盾を持ち、右手でこん棒を振り上げ、西側の（④→エ．おうし）座の（おうし）と戦っている姿とされています。
3．狩人（オリオン）の腰のあたりに並ぶ三つ星を挟んで、肩のあたりに赤く輝く「脇の下」という意味の1等星を（⑤→ソ．ベテルギウス）、足のあたりに青白く輝く「足」という意味の1等星を（⑥→ス．リゲル）という。
日本ではこの色の対比を源平の旗の色にたとえ、（ベテルギウス）を平家星、（リゲル）を源氏星と呼んでいます。
4．東側には、狩人（オリオン）が連れている（⑦→オ．おおいぬ）座と（⑧→カ．こいぬ）座があり、（おおいぬ）座の1等星（⑨→タ．シリウス）と、（こいぬ）座の（⑩→セ．プロキオン）、（オリオン）座の（ベテルギウス）を結ぶと大きな（⑪→ナ．正三角形）ができ、これを「冬の（⑫→ノ．大三角）」といい、冬の星座や星を見つける目印になっています。同様に、（リゲル）を含む冬の1等星6つをつないでできる大きな形を「冬の（⑬→フ．ダイヤモンド）」と呼んで目印にしています。
5．（リゲル）と（ベテルギウス）を線でつなぎ、そのまま（ベテルギウス）の方向に伸ばしていったところに、（⑭→ウ．ふたご）座の1等星（⑮→シ．ポルックス）と2等星のカストルがあります。
また、（シリウス）から（オリオン）座の三つ星の方へ延長していくと、（おうし）座の1等星（⑯→サ．アルデバラン）にあたります。
1問10点の160点満点です。何点取れましたか？
星座の問題もよく入試に出る単元です。夜空の星は同じように空にはりついているように見えますが、地球からの距離はそれぞれ違います。
今回は出題しませんでしたが、冬の大三角といっしょに夏の大三角や1等星の名前、また星の動きについてもよく学習しておきましょう。
冬は星がきれいに見えます。勉強に疲れたらふと夜空を見上げてみてくださいね。実際にどんな星座がどの時間に見えるか、その明るさや色も見て、できれば距離も調べてみると面白いですよ！
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