中学入試によく出る問題★理科(生き物と四季)編

  • 2023.05.10
  • 受験情報

 

 

 

 

今回は入試によく出る理科から「生き物と四季」に関する問題に挑戦です!

 

【問題】

身のまわりの植物や生き物によって季節の変化を感じることが多くあります。このことに関して、以下の問いに答えなさい。

 

次のア~クは、季節ごとに姿を変えて四季を感じさせてくれる身のまわりの植物を五十音順に並べたものです。

 

 

ア.アサガオ  イ.アジサイ  ウ.ウメ  エ.キンモクセイ

オ.サクラ  カ.サザンカ  キ.サルスベリ  ク.ツツジ

 

 

(1)ア~クの植物を1月~12月の中で、花の咲く時期順に並べ替えた時、7番目となるものを選びなさい。

 

(2)ア~クの植物の中で、冬の間は種の形で過ごしているものをすべて選びなさい。

 

(3)ア~クの植物の中で、一年中葉をつけているものをすべて選びなさい。

 

(4)(3)のような一年中葉をつけている樹木のことを何というか、また葉がない時期がある樹木のことを何というか、それぞれ答えなさい。

 

(5)次のア~カの中から、生き物の春のようすをあらわすものをすべて選びなさい。

ア.マガモが近所の川にやってきた。

イ.ツバメが家の軒下に巣をつくり、卵を産んだ。

ウ.トノサマガエルが公園の池に卵を産んだ。

エ.カブトムシが腐葉土の中に卵を産んだ。

オ.オオカマキリが小枝に卵を産みつけた。

カ.アブラゼミの幼虫が土の中から出てきた。

 

(6)(5)の昆虫のうち、完全変態する虫をすべて選びなさい。

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

  ↓

【解答と解説】

 

 

 

 

1) 

※①ウメ(2月中旬~3月上旬)、②サクラ(3月中旬~4月上旬)、③ツツジ(3月下旬~5月)、④アジサイ(5月下旬~7月上旬)、⑤サルスベリ(7月~10月)、⑥アサガオ(7月~9月)、⑦キンモクセイ(9月~10月)、⑧サザンカ(10月~12月)

 

2) 

※アサガオ以外は、木となる植物なので、種では冬越ししません。

 

3) エ、カ、ク

※ウメ、サクラ、アジサイ、サルスベリは落葉樹で、冬には葉をつけません。

 

4) 常緑樹落葉樹

常緑樹(じょうりょくじゅ)⇒1年中緑の葉がついたままの樹木

落葉樹(らくようじゅ)⇒1年のうち葉を落としてしまう期間のある樹木

 

5) イ、ウ

※カモはツルやハクチョウなどと同様に、秋から冬にかけて日本にやってくる冬鳥で、春になると北へ帰ります。

カブトムシが産卵するのは夏、カマキリの産卵は秋、セミが土から出てくるのは夏です。

 

6) 

※カブトムシは、さなぎの時期がある育ち方「完全変態」する虫で、カマキリやセミはさなぎの時期がない育ち方「不完全変態」する虫です。

 

いかがでしたか。植物の開花時期や、順番、昆虫の名前と冬越しの姿などはよく出る問題です。日ごろから身のまわりの生物に興味を持っていると覚えやすいですよ!

 

~学習や受験に不安を感じたら、迷わず受験のプロ家庭教師にご相談ください!!~

 

 

 

 

 

講師の質はどこにも負けません!安心して任せられる

プロ家庭教師の無料体験授業はコチラ

 

管理栄養士
浅田ゆうき先生

先生の写真
先生のプロフィール