今回は入試によく出る国語から、ことわざの問題に挑戦です!
【問題】
次の①~⑩のことわざは、□の漢字一字が抜けています。下記から漢字一字を選びなさい。また、似たような意味となることわざを下記のア~シから選び( )に記号を書きなさい。
※なお、それぞれの選択肢は解答以外の語句も含むものとする。
① 虻□取らず ( )
② 石□を叩いて渡る ( )
③ 猿も□から落ちる ( )
④ あとは野となれ□となれ ( )
⑤ のれんに□押し ( )
⑥ 後ろ足で□をかける ( )
⑦ □中の栗を拾う ( )
⑧ 対□の火事 ( )
⑨ 濡れ□で粟 ( )
⑩ □の鼠 ( )
<漢字>
山 木 岸 河 腕 足 手 橋 砂 土 火 袋 蜂 虫
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<ことわざ >
ア.恩を仇で返す イ.ぬかに釘 ウ.転ばぬ先の杖 エ.月とすっぽん オ.二兎を追う者は一兎をも得ず カ.高みの見物 キ.万事休す ク.旅の恥はかきすて ケ.二階から目薬 コ.棚からぼたもち サ.弘法も筆の誤り シ.虎穴に入る |
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【解答と解説】
解答と解説は以下の通りです。
※1問各10点(漢字一字、似たことわざそれぞれ5点ずつ)の計100点満点です。
① 虻蜂取らず ( オ )
→欲張りすぎて失敗すること。
② 石橋を叩いて渡る ( ウ )
→用心の上にも用心深く物事を行うこと。
③ 猿も木から落ちる ( サ )
→どんな名人でも、失敗することがあること。
④ あとは野となれ山となれ ( ク )
→後はどうなろうと、自分の知ったことではない。
⑤ のれんに腕押し ( イ )
→手ごたえがないこと。
⑥ 後ろ足で砂をかける ( ア )
→恩のある人を裏切った上、去り際にさらに迷惑をかけること。
⑦ 火中の栗を拾う ( シ )
→あえて危険なことを冒すこと。
⑧ 対岸の火事 ( カ )
→他人にとっては重要でも、自分には関係がなく、痛くもかゆくもないこと。
⑨ 濡れ手で粟 ( コ )
→何の苦労もせずに大きな利益を得ること。
⑩ 袋の鼠 ( キ )
→逃げ出すことができない追い詰められた状態のこと。
いかがでしたか。どれも比較的簡単なことわざばかりで決して難しくはないと思いますが、漢字が抜けていたり、他のことわざと結びつけたりすると少し混乱したかもしれませんね。
ことわざもよく入試に出るので、意味を含め、きちんと書けるように漢字もしっかり覚えておきましょう。
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