中学受験を考える小学5年生、4年生にとって、今がいい家庭教師に出会えるチャンスです!なぜ今なのか、家庭教師をつけたほうがいい場合はどういうケースなのか、詳しくお伝えします。
CONTENTS:
1.今のままでだいじょうぶ?小5、小4年生の現状をチェック!
1.今のままでだいじょうぶ?小5、小4年生の現状をチェック!
現小5生、中学受験始動!
1~2月はまさに受験シーズン真っ只中ですが、この時期は来春の受験に向けて早くも本格始動し始める時期でもあります。
とくに来年中学受験を考えている現小5生にとっては、これまで他人事だった「受験」に対し、いよいよ自分のこととして向き合わなければならなくなります。小5生は、今一度立ち止まって、現状を客観的に見てほしいと思います。
まずは現況チェック!
来春受験を予定している小5生、あるいは小4生で、以下のような状況はないでしょうか。当てはまるものにすべてチェックを入れてみてくださいね。
- 通塾しているだけで安心している
- 家ではほとんど勉強していない
- テストの間違い直しができていない
- 塾の宿題をきちんとやっているか不安
- ケアレスミスがなくならない
- 塾に通っているのに成績が伸びない
- 得意科目と不得意科目の差が激しい
実は上記に1つでもチェックが入っていたら、来春の受験に向け、何かしらの対策を講じる必要があります。ましてや複数チェックが入っている場合には、これまでのやり方を見直し、早々に対策を打ったほうがいいでしょう。
2. 塾に通わせているから安心ではない理由
通塾させて放置は危険!
「有名塾に通塾させているから安心」と考えている親御さまが多いのですが、ただ通わせているだけでは全く安心できません。
何となく塾の流れに身を任せているだけで、テストなどで間違えたところもあまり気にせず、宿題もきちんとこなしているかわからないまま、ただ塾のカリキュラムを受講しているだけになってはいないでしょうか。
これまではそれでも良かったかもしれません。不得意な単元で点数を落としていても、得意な単元ではしっかり点数が取れて、何となく成績も悪くはないのであれば、特に問題がないと思っていたかもしれません。
できていない問題が何問かあっても、つい見過ごしてしまいがちになりますが、6年生になり受験生となれば、もう放置は厳禁。そのような苦手単元の積み残しは、後々取り返しがつかないことになりかねないからです。
家での学習も重要視する
前述のチェック事項のように、通塾していても、家ではぜんぜん机に向かっていないとなれば、宿題もこなせていないし、テストなどの間違い直しも行えていないものと推察されます。
それではケアレスミスもなくなりませんし、成績もなかなか伸びないでしょう。現状でも成績が少しでも伸びているのなら、家でもきちんと学習管理ができていたら、もっと飛躍的に伸びる可能性のあるお子さまかもしれません。
また、得意科目と不得意科目の差が激しい場合も要注意です。得意科目はよくできるので、学習も楽しく塾の授業も全部理解できますし、宿題もスラスラこなせますが、不得意科目はそうはいきません。
授業は半分も理解できず、宿題もわからないのでできない。そしてそのままにしてしまうので、ますます苦手になってますますついていけなくなるという悪循環です。これは早い段階で修正しないと、やはり取返しのつかないことになります。
せっかく通塾させているのですから、その効果を最大限に活かすよう、宿題や間違い直し、苦手科目のフォローアップなど、最低限必要なことだけは家でもきちんと行うようにさせましょう。
3. 小5、小4年生がいまやるべき学習フロー
前述の「家でもきちんと学習を」といくら言ったところで、これまでその習慣がなかったのに、6年生になるから急に「家でももっと勉強しなさい」と言ってもなかなか難しいでしょう。
塾でも言われると思いますが、これからはまず自分が「受験生」になるという自覚を持たせる必要があります。そのためには、以下のような学習フローを参考に、家庭学習を進めていけるといいでしょう。
①目標(志望校)を決める
具体的な目標が見えないと頑張りにくいですし、対策も立てにくいので、現時点でどこを志望校としているのかを曖昧でもいいので考えるようにしていきましょう。
まだ来春の受験まで時間がありますから、成績が上昇する余地はいくらでもあります。偏差値などはあまり気にせず、漠然とでいいので志望校選びを始めていきましょう。
②志望校のレベルや配点などを調べる
なんとなくでも行きたいと思える学校が見つかったら、その学校のレベルや入試科目の配点なども調べてみましょう。
中学受験においては、受験者平均点と合格者平均点の差が大きくなるのが概ね「算数」です。その算数の配点が大きいのであれば、優先的に補強すべきです。一方、国語の成績にばらつきがあり、長文を読むのが苦手であれば、国語のみならず算数の文章題を読むのにも影響が出ますので、優先して国語の長文読解を補強するほうがいいでしょう。
③自分の成績から対策を考える
志望校のレベルや入試科目、配点などがわかったら、次に自分はどの教科が得意で、どの教科で足を引っ張っているのか、現状を把握しておきましょう。志望校としている学校の配点なども鑑み、どの科目を伸ばすのが得策なのかを対策する必要があります。
これら①~③の学習フローを考えるとき、自分たちだけではなかなか難しいかもしれません。そこでおすすめしたいのが受験のプロ家庭教師です。そして、家庭教師を依頼するなら、1~2月がベストです。次にその理由を詳しくお伝えします。
4. 1~2月に家庭教師を依頼するのがベストな3つの理由
前述したとおり、有名塾や大手塾に通塾しているだけでは不十分で、受験生(6年生)になったら、塾学習の補足として家庭での学習もたいへん重要になります。
自分たちだけで家庭学習は厳しいと思ったら、家庭教師に依頼するのが得策です。そして、それは一般に1~2月に依頼するのがベストだと言われています。その理由は次の3つです。
■ 2月から急に塾のハードルが上がる!?
ほとんどの中学受験塾では2月から新学年に移行します。新学年初めの公開テストや実力テストは急に難しくなり、成績が一気に落ちてしまうということもよくあります。たとえ一時的な下降であっても、モチベーションが下がり、「受験したくない」と言い出したりすることもあります。
そこで前もって指導を仰ぎ、たとえ周囲が下降しても自分だけは成績を落とさないように準備をすると、受験生となる新学年もスムーズに有利なスタートを切ることができます。
仮に新学年になって一時的に成績が下降するようなことがあっても、受験に慣れた経験豊富な先生であれば上手に欠点を見出し、早い段階でリカバリーさせてくれるでしょう。
■ 6年生になる前に家庭学習習慣をつける
6年生の受験生となると、当然勉強量が増えます。宿題量もテスト量も増えますし、必然的に間違い直しも増えます。これらをきちんとこなすための家庭学習を、6年生になる前から少しずつ習慣づけることが大切です。経験豊富な家庭教師なら、上手に誘導してくれるでしょう。
ここで、ただでさえ勉強量が多くなるのに、「これ以上家庭教師を付ける時間などない」「これ以上はしんどい」と思われるかもしれませんが、受験業界では逆の考え方をしています。
塾にプラスして家庭教師を付ける(=勉強の上乗せ)のではなく、塾の状況をより良くする(スムーズに進める)ために家庭教師に依頼する、しんどくなるのではなく、よりラクになるという発想です。
まずは週に1回、苦手科目1教科でもいいので、試しに始めてみるのがいいでしょう。
1~2月は中学受験が終わり、受験生を指導していた講師の手が空く絶好のチャンス期間となります。特に人気のある講師は、受験直前は空いている曜日や時間がなかなかないものですが、受験が終わったこの時期なら、比較的スケジュールも押さえやすくなります。
最良の講師とは、
①志望校に対する指導実績が豊富
②通塾している塾の指導法を熟知している
③お子さま本人との相性が良い
の3つを兼ね揃えている講師です。
もちろん、すべての条件が揃う講師はそうたくさんはいません。特に経験豊富で指導力も高い人気講師に出会うのはなかなか難しいでしょう。
しかし、受験が終わったこの時期であれば、そういった講師にも空きが出ます。既に「受験が終わったらうちの子をお願いします」と人気講師に予約を入れるご家庭もあります。早い者勝ちなところもあるので、もし少しでも家庭教師を検討しているのであれば、まずは無料体験授業などで相性を確かめてみるだけでも、早めに申し込みすることを強くお勧めいたします。
5. 失敗しない家庭教師選び~最も大切なこと
前述で最良の講師とは、3つの要素を兼ね備えている講師だと述べました。しかし、その3つの中で最も大事なことは、③の「本人との相性」です。講師の実績でも出身大学でもありません。
家庭教師は1対1での指導なので、相性が何よりも大事です。先生が苦手でイヤイヤ指導を受けていても成績も上がりませんし、受験のモチベーションも下がります。
いくら合格実績や出身大学が優秀で人気が高い講師でも、肝心のお子さま本人との相性が良くなければまったく意味がありません。講師のバックグラウンドではなく、指導のやり方や講師の性格がお子さまに合っているほうが成績は伸びます。そのあたりをしっかりと見極めてあげてください。
もしもお子さまと講師の相性が合っていないと感じたり、お子さまが家庭教師の時間を毎回とても嫌がったりするようなら、講師チェンジをしたほうがいいでしょう。きちんとした家庭教師センターならすぐに別の講師を紹介してくれますから、遠慮せずにはっきり言いましょう。
6. まとめ~後悔しないために今できること
今回は中学受験を考えている現小5生や小4、小3生を持つ親御さまに、現況のチェックと家庭学習の必要性、1~2月が家庭教師を依頼するのに最適な時期だということをお伝えしたくて、記事にいたしました。
特に受験生となる小5の親御さまは、一度立ち止まって現状を見返して下さい。苦手な科目があっても見て見ぬふりをして放置していないか、ただ塾のカリキュラムに流されているだけになっていないかを確認しください。もし、当てはまることがあれば、早めに手を打つことをお勧めします。
「まだ1年あるのに大袈裟な」と思うかもしれません。先はまだ長いなどと思っていると、あっという間に夏がきて夏期講習となり、夏休みが終わると「ラストスパート」と言われる時期になってしまいます。そうなってから慌てて「あの時、しっかりテコ入れをしておけばよかった」と後悔しても、もう手遅れです。
今あるチャンスをどうか逃さないでほしいです。この時期に策を練って一歩踏み出す人とそうでない人とでは、間違いなく数か月後に差が出ます。それぐらい1~2月のこの時期が、これから受験生になる人にとって実はとても大事なのです。
最後に、アメリカの作家で教師、トレーナーでもあるデール・ブレッケンリッジ・カーネギー(Dale Breckenridge Carnegie)の名言をご紹介します。
“Take a chance! All life is a chance. The man who goes the farthest is generally the one who is willing to do and dare.”
「チャンスを生かせ!人生にはチャンスが満ちあふれている。 概して、成功する人はチャンスを生かそうとする人だ」
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今がチャンス!!
今なら優先的にお子さまに合った講師に
出会えるチャンスです❗