令和7年の中学受験も終わり、各進学塾では「中学入試分析会」が開催されています。入試分析会とは何か、2025年の灘中合格者がいちばん多かった塾はどこか、また当セミナーが予測して実際に出題された算数の問題についてもお伝えします!
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中学入試分析会とは
「中学入試分析会」とは、大手進学塾が開催する、主に新小学6年生や5年生の保護者を対象とした説明会で、今年度の入試結果の分析と来春の受験対策や学習方針などを説明するものです。
さまざまな中学校の入試内容を、塾ごとに違った角度から分析し、解説します。たいていは各教科の専門講師陣が「今年の入試はどうだったのか」「次年度以降の入試に向けてどのような対策が必要になるのか」など、細かく分析して説明してくれます。
また、その塾がどこの中学校に何名合格したかという合格実績を発表する場でもあるので、どこの塾でもかなり力を入れる、この時期ならではの一大イベントとなっています。中学受験に少しでも興味があるなら、複数塾の分析会に参加してみることを強くおすすめします。
入試分析会では、難関中学校の今年度の入試問題を分析し、「授業内でやったことが出題された」や「塾が作成した予想問題が的中した」などとアピールすることがよくあります。それだけ中学入試をよく分析していることをアピールする場でもあるといえるでしょう。
もちろん、通塾を検討するのであれば、良いアピール部分のみを鵜呑みにするのではなく、塾全体をよく吟味する必要があるので留意しておきましょう。
当セミナーでも、毎年11月頃にその年度の時事用語や時事漢字、受験年度の西暦数字などについて、このブログで解説しています。
昨年11月、西暦数字の「2025」という数字に関する解説と「2025」が関係する例題を作成し配信しましたが、全く同じ問題が今年度の某中学校の算数に出題されました。
◆出題された問題(ブログ)はコチラ◆
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『2025年度受験の直前に覚える「2024年時事漢字」ドーンと120語+西暦数字! 』
偶然の一致とはいえ、もしその某中学の受験生が当ブログでこの問題をやっていたら、とてもラッキーでしたね。今後とも受験生や親御さまに有益となるような情報をご紹介していきたいと思いますので、ぜひご参考になさってください。
2025年の灘中入試、最も合格者が多い塾は?
今年も灘中は180名の募集に対し、252名の合格者を出しています。関東の合格者から辞退者が多く出ることを見越しての発表となっています。
灘中を目指す受験生は、合格者数が増えてラッキーと考えるのではなく、関東の最難関中を目指す強力なライバルたちが、塾でしっかりと灘中対策をして大勢挑んでくることを忘れてはなりません。
大手進学塾の2025年灘中合格者数は多い順に以下の通りです。
浜学園:98名 馬渕教室:75名 希学園:57名
早稲田アカデミー(関東):48名 日能研:40名
SAPIX(関東含む):27名 四谷大塚(関東):36名
進学館:12名 能開センター:9名
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当セミナーが行う灘中の入試分析は、毎年この時期に当ブログにてご紹介しています。今年も例年通り、灘中をはじめ関西の難関13校について入試分析を行います。各学校の「今年度の入試の振り返り」と「来年度の傾向と対策」を順次ご紹介していきます。
来年、再来年に中学入試を考えている受験生と親御さまは、ぜひ当ブログの入試分析をご一読ください。
また、中学受験について、「志望校の選び方」や「塾の選び方」「家庭学習の方法」など、何かしらお悩みがあるようでしたら、ぜひ一度中学受験のプロ家庭教師にご相談ください。どのようなことでも親身にお応えさせていただきます。