家庭教師でなければできない、秋からの過去問対策

  • 2017.10.17
  • プロ教師日記

「塾は、最難関クラスの子だけが大切なんですね。下のクラスは放ったらかしに見えます。」

親御さんから時々このような悔しいお話を伺います。残念ながら、多かれ少なかれそのようなことはあると思います。

塾の一番の関心事は、「最難関校に何人合格者を出せるか」ですから、最難関校志望の優秀な先頭集団の指導に重きを置くことも仕方ないかもしれません。

しかし、家庭教師は違います。家庭教師の関心事は、「自分の受け持つ生徒一人ひとりを志望校に合格させられるか」ですから、親御さんにとって我が子の合格だけが願いであるように、家庭教師も教え子の志望校合格だけを願い、全力で指導します。

例えば、過去問対策について。合格のためには徹底的な過去問対策が重要であり、それさえできれば大抵の生徒さんは合格できます。しかし中堅校志望クラスになると、学校が多くバラつきが出るため、塾の集団授業では個別の志望校の過去問など丁寧に扱ってもらえません。また、私の知る限り、独学で過去問を回せるほどの精神力を持った生徒さんなど存在しませんし、過去問を解いたところで、その出来から今の自分に足りないものを分析し補うことなど、生徒さんご自身で出来るわけがありません。

塾ではやってくれない。一人でもできない。そこで家庭教師の出番なのです。家庭教師だから、一人ひとりの、一つひとつの志望校に合わせた、オンリーワンの合格プランを立てて、過去問を着実に回させ、反復させ、弱点を補強し、合格レベルの実力を養うことが出来るのです。

このことはもちろん、中堅校志望クラスの生徒さんに限った話ではありません。最難関志望クラスは志望校対策に特化した授業が塾で行われますが、それでも、年度ごとに過去問を解くという作業は自学自習に任されることが多いです。先述のとおり自力で過去問を習得することは難しく、真の過去問分析をご自身で効果的に成し遂げるお子様など、最難関志望クラスの優秀な生徒さんといっても存在しないでしょう。そして、ハイレベルな戦いになるほど、生徒さん一人ひとりに合わせた点の取り方、時間配分など、実戦的な指導が効いてきます。画一的な集団授業から一歩進んだ個別指導が物を言うのです。

中学受験まであと三ヶ月。秋からの効果的な過去問対策に、是非プロ家庭教師をご活用ください。

 

◆中学受験部 森下亜美◆

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