受験前日・当日の注意点!意外と知らない、よくありがちな保護者のNG行為TOP10!!

  • 2019.01.12
  • スタッフ日記

 

いよいよ受験日の前・当日となると、本人はもちろん親御さまの緊張もマックスになるのではないでしょうか。

そこで、受験前・当日の注意点や、親御さまは良かれと思ってやっていることが実は逆効果だったりする「保護者がやってはいけないNG行為」をお伝えします!

保護者が思わずやってしまうNG行為とは?

まずはcheck!!

以下で受験生に対する保護者のNG行為と思う項目にチェックを入れてください。

 

□前日の夜は早く寝かせる

□受験期間中の励ましメールならOK!

□当日はいつもよりしっかりと声かけをしてあげる

□本人の負担軽減のため車で送迎する

□直前まで1問でも多くの問題を解かせる

□験を担いでカツ弁当!

□試験の内容や感想を聞いてあげる

□試験が終わったらすぐに答え合わせをする

□合格発表を他の受験生といっしょに見に行く

□結果が悪かったときは一緒に悲しんであげる

 

いかがでしたか。実は上記の項目は受験前日や当日にやることとしては全てNG行為です!

それでは細かくみていきましょう。

 

受験時にありがちな保護者のNG行為ランキングTOP10!

受験前・当日の注意点として、保護者がよくやってしまうNG行為ランキングにしてみました。

 

1位「試験の内容や感想を聞いてあげる」→NG×

試験後、会場から肩を落として出てきた我が子を見て「どうだった?」「できた?」などと声をかけたくなるのが普通かと思います。けれどもこれはNG!できなくて落ち込んでいる子どもにとっては追い打ちをかけてしまうことになりかねません。「どんな問題が出た?」「そこは得意分野だからできたわよね」と根掘り葉掘り問い詰めてしまうと、ますます本人が辛くなってしまい、次の試験にも悪影響を及ぼしかねません。

できたときは自分から「こんな問題が出た」「できた!」と言うでしょうから、保護者の方はあえて入試内容には触れず、やさしく「寒いね」「お腹すいた?」など当たり障りのない会話を言う程度にとどめておきましょう。

 

▶2位「前日の夜は早く寝かせる」→NG×

試験前日は「明日は早いのだから早く寝なさい」などと、いつもより早く寝かそうとする親御さまが多いとよく聞きます。けれどもこれはNG。特別感を出して余計に本人を緊張させたり、リズムが乱れたりしてしまいます。そもそも緊張していて本人もなかなか寝つけないでしょうし、できるだけふだん通りに過ごし、気持ち早めに就寝するくらいで十分です。たとえ寝つけなくても、布団に入り目をつぶって、「問題をスラスラ解いている」「合格して通学する」などポジティブなことをイメージしながら寝るようすることをおすすめします。

 

▶3位「直前まで1問でも多くの問題を解く」→NG×

 

よく受験ギリギリまで難問を解いたり、当日会場に参考書を持ってきて猛勉強をしたりする受験生がいますが、これはNG。できない問題があったり、覚えきれていないことが出てきたりすると焦ってパニックになってしまいます。前日や当日は、何度もやった簡単な問題や単語カード、ノートなどをパラパラ見直す程度にしましょう。そのくらいの方が他の受験生からも余裕があると一目置かれますよ。

 

▶4位「当日はいつもよりしっかりと声かけをしてあげる」→NG×

親御さまとしては、受験当日に「頑張って!」「しっかりね」などと励ましの言葉をかけてあげたくなるのが当然かと思いますが、実はこれもあまりおすすめはできません。「ガンバレ、ガンバレ」と言われるのは本人にはしんどいものです。ましてや「計算ミスしないように、いつもミスするからね」「漢字は細部まで気をつけて」「見直しは忘れずに」などと、分かりきっていることをくどくど言うのは論外です。保護者にして欲しいことは、声かけより「表情」です。子どもは何より親の笑顔が大好き。親御さまがやさしく笑いかけてくれるだけで安心して頑張れるというものです。声かけはせいぜい「これまでよく頑張ったね。誇りに思うよ」くらいにしておいて、終始笑顔で温かく見守ってあげましょう。

 

▶5位「本人の負担軽減のため車で送迎する」→NG×

乗り換えの多い路線や通勤ラッシュでインフルや風邪の感染を防ぐためにも、車での送迎をされるご家庭もあるかと思いますが、できる限り避けて欲しい行為です。渋滞にはまってしまい、焦って事故を起こしては本末転倒ですし、公共機関と違って渋滞で遅刻しても何の対処も保証できません。受験会場へは極力公共機関で、時間の余裕を持って行くようにしましょう。早めに会場に入り、トイレの位置の確認と席に座ってその場の環境に慣れておくことが大切です。

 

▶6位「験を担いでカツ弁当!」→NG×

 

前日や当日のお弁当に験を担いで、愛情たっぷり「カツ弁当」というご家庭もあるかと思います。日ごろからガッツリ系でこってりした食事やカツが大好きというお子さまなら問題ありませんが、食の細いお子さまや油ものが苦手なお子さまにとっては胃もたれして、肝心の試験に集中できなくなってしまう可能性があります。特に午後受験を控えている受験生にとって、お昼はあまり時間もなく食も進まないかもしれません。お弁当は食べやすく消化にいいものにしてあげてくださいね。

 

▶7位「試験が終わったらすぐに答え合わせをする」→NG×

試験が終われば、合否が気になり、答え合わせをしたくなる気持ちは分かりますが、もう終わってしまったこと。答え合わせをしたところで、間違ったところばかりが気になり、次の試験にも悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。すぐに次の試験に気持ちを切り替え、済んだ試験のことは忘れましょう。

 

▶8位「受験期間中の励ましメールならOK!」→NG×

 

前日や当日に友人や仲間と励ましのメールをやりとりし合う分には本人にとっていいだろうと思うのは間違いです。「この問題の答えはなんだっけ」「〇〇ちゃんはA判定だったのに不合格だったらしいよ」などと不必要な負の情報も入ってきたりして本人の思考がマイナスになるリスクがあります。ここは思い切って保護者が携帯を預かるか電源を切っておくくらいの方がいいでしょう。

 

▶9位「合格発表を他の受験生といっしょに見に行く」→NG×

最近ではネット上で合格発表をする学校が多くなりましたが、まだ合格発表が校内で掲示される学校もあります。その際、他の受験生といっしょに会場に見に行くのはNG。両方受かっていたらいいですが、どちらかだけの場合は気まずくなってしまいますし、合格しても喜べなかったり、不合格の場合は余計に傷ついたりしてしまいます。ましてや保護者も一緒の場合はさらに気まずくなりますから避けましょう。

 

10位「初日の結果が悪かったときは一緒に悲しんであげる」→NG×

 

残念ながら初日(第一志望校)の結果が思うように出なかったとき、いちばん落ち込むのは他ならぬ受験生本人です。一緒に頑張ってきた親御さまもかなり落ち込んでしまうのは当然ですが、それを本人には決して見せないようにしてください。「4位」のところでもお伝えしましたが、子どもは親の表情をとても気にします。親が暗い顔をすると子どももますます暗くなってしまいます。ここはぐっと我慢して、笑顔で「まだ始まったばかり。次があるよ」と明るく言ってあげましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。こんなことがNGなのかと思うほど意外なこともあったのではないでしょうか。

受験には運もあります。できる問題もあればできない問題もあります。「できた」と思っている問題はみなができている、「できなかった」と思う問題はみなができなかったと理解した方がいいでしょう。大事なことは、それで一喜一憂している間はなく、すぐに次の試験に切り替えることです。とにかく最後まで諦めず、前向きなポジティブ思考で合格を勝ち取りましょう!!

 

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浅田ゆうき先生

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