- 小6年生です。いよいよ10月になり志望校の過去問をさせてみたところ、昨年度分は10点近く、一昨年度分では何と30点以上も足りませんでした。この時期ならこんなものなのでしょうか?浜学園の先生は過去問は11月・12月にやれば良いと言っていますが、なんだかすごく心配です。
浜学園塾生の悩み 志望校の過去問の点数が足りません。
- 2015.07.17
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- 浜学園
夏期講習も終わり、さぞ実力もアップしているだろうと考えるのは当然のことです。しかし、過去問演習に関しては以下のように採点の仕方で少し誤差が生じますので、各学校の採点法を理解しておくと参考になります。
例えば算数は
①答えだけでの採点(西大和学園・四天王寺等)
②別紙解答欄はないが、問題用紙の空白に書かれた考え方等を採点(甲陽学院)
③解答用紙が考え方・式の両方を書かせて採点(東大寺学園)
このように、入試算数では「部分点」が与えられることもありますので、答えが間違っていても学校によっては点数が異なります。そのためどのタイプかを認識してから、実際に何処がいけなかった等を判断してください。
また、採点基準も推定の場合もありますし、学校によっては受験者全員が解けなかった問題をカウントからはずすこともありますので、10点くらいの誤差はあるかもしれません。ただ、30点以上も足りない場合は塾の関係者や家庭教師に分析検討してもらってください。
過去問をする時期ですが、浜学園塾生であれば、日曜志望校別特訓で既に演習している場合が多いので、あえて過去問ばかり演習するのも考えものです。12月あたりから出題スタイルを確認する程度でも十分です。ただし、学校によっては過去問演習の方が手っ取り早いこともありますので注意して下さい。
- ◎難関校を志望している場合は、過去問演習だけでは無理と考えてください。やはり基本はありとあらゆる問題を経験して、どの学校にでも対応できる実力を養うことです。灘中受験といっても、洛南高附属中や東大寺学園中等の難関校を併願することになりますので、単発的な演習は通用しません。ただ、塾であまり対策をしてもらえないような学校を目指す場合は過去問対策は各自しっかりと行ってください。
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