さぞご心配のことと存じます。しかし、Ａ判定の偏差値はあくまでも小６年次の成績ですので、小４年生のそれは目安として参考程度に止めてください。むしろ、お母様が言われるように、これからどのように勉強させるかと言うことの方が大切です。

まずここは公開学力テストだけではなく基本となる復習テストの内容を点検してみては如何でしょうか。クラス替えの材料はこの復習テストと公開学力テストの合計点を２ヶ月分ト－タルした４００点満点で実施されますので単に「公開」の偏差値を見るだけでなくだけではなく「復テ」を点検することも忘れてはいけません。

さて、この「復テ」は学習計画表に基づいた宿題から出題されますので、１週間の家庭学習の成果が手に取るように分かり、間違い直しを徹底することで、実力が徐々に付いてきます。

次に「公開」は１ヶ月に１回の実力テストで、小４年生の場合は基本知識の差と問題文を把握する力の差で、得点差が付きます。従って、答案返却後のポイントは以下のようになります。

①解答用紙と正答率の表を比較検討します。
②正答率６０％以上の問題で不正解の場合。
＊単なるミスなのか
＊勘違いなのか
＊全く理解できなかったのか　等に分けて手当を行ってください。
③正答率３０～６０％未満の問題で間違っている問題は、問題文の読解不足で「ヒント」を与えれば出来る問題なのかを把握し、再度点検が必要であれば「難問集」の作成です。

◆テストの分析の仕方も覚えてください。