日能研について教えて!日本最大級の進学塾ってどんなところ?

  • 2018.11.13
  • 日能研

日本全国に校舎を展開する最大手の進学塾、全国ブランドの日能研。今回は日能研について詳しくご紹介します!

 

日能研の特色

 

1.日本最大級の進学塾!

歴史ある進学塾として名高い日能研全国展開なので校舎数生徒数からも、日能研は間違いなく日本最大級の進学塾であるといえます。この規模だからこその圧倒的な知名度ブランド力があり、日本中どこでも知らない人はいないといっても過言ではない全国規模の超有名塾です。

 

もちろん、名前が知られているだけでなく、灘中学校などの最難関校合格者をどこの地域でも一定数以上輩出していて、実績も兼ね備えています。また、難関校だけでなく、中堅校情報も豊富に持っているので、ある学校に特化して強いというよりは、地域全般に強く、幅広い層の生徒さんが安心して通学できる安定的な塾です。

 

2.振り返りが次をつくる、育成テスト!

日能研では、小学校5年生までは2週間に1回、6年生では1週間に1回、「自分の学びを育てる」ための「学習力育成テスト(以下、育成テスト)」というテストがあります。このテストの成績によって、クラスはもちろん、席順まで変わってしまいます。成績のいい生徒から前の席に座るため、否応なしに自分がどのくらいの順位に位置するのか身にしみて知ることになります。上位の生徒にとっては一種の優越感にはなりますが、順位を落としたくない、前の席をキープしたいというプレッシャー、下位の生徒にとっては次こそは前の席に座りたいという励みにもなっています。

 

育成テストは、振り返りが中心のため、新しい問題にどんどんチャレンジしていくというよりは、これまで学習したことの復習が中心で、何度も繰り返すことによって着実に力をつけていきます。スピードも他の進学塾よりも比較的ゆっくりめなので、ぐんぐん進んでいくガツガツタイプよりもマイペースにコツコツタイプのお子さまに向いています。

 

3.なんといってもNブランド!憧れの日能研バッグ

日能研は、歴史ある日本最大級の進学塾ですので、そこに通塾していることが一つのステータスとも言え、Nのマークで有名な「日能研バッグ」が持ちたくて塾に通いたいという生徒さんも少なくないのだとか。

中学受験当日にはどこの地域でも、Nバッグを背負った多くの受験生たちに圧倒されることでしょう。また日能研生はたくさんの仲間や先生方に迎えられ、さぞ心強いかと思います。

 

 

日能研入塾に際しての注意点!

◆最大級ゆえのメリット・デメリット!

日能研は日本最大級の進学塾ですので、その数も多く、ノウハウカリキュラムもしっかりしています。その反面、生徒数も多いだけに個別の対応となるとそこまで手厚くはできないのが現状とも言われています。しかしながら学習進度は遅めなので、家庭でしっかり学習をみてやらなければならないということはありません。

しかしながら、育成テストでクラスや席順が変わってしまうことにプレッシャーを感じ、塾の授業だけでは不安に思う生徒さんも少なくないので、家庭教師などでフォローされているご家庭もあります。

 

また特定の上位校に特化しているというより、中堅校から上位校まで幅広く網羅しているところが特徴的ですので、他の進学塾に比べ、志望校対策も遅めのスタートとなっています。それで間に合わないわけでは決してないのですが、初めから志望校が確定していて、絶対その学校をねらいたいと思っておられる方には不向きかもしれません。

 

◆真面目にコツコツ!

先にも述べたように、日能研は復習を中心とした「振り返り」を重視する、比較的ゆったりしたペースで進む塾です。落ちこぼれる生徒さんも少ないですが、他の進学塾に比べて進度が遅いのを焦りに感じる生徒さんもいます。真面目にコツコツと学習をして、繰り返し学ぶことに抵抗のないお子さまにはとても向いていますが、どんどん新しいことにチャレンジして進んでいきたいお子さまには物足りなく感じるでしょう。最難関校を目指す場合には、6年生で急にやることが増えるので、負担が大きいと思うかもしまうかもしれません。その場合にはやはり家庭教師などでフォローすることをおすすめします。

 

 

まとめ

昔から「シカクいアタマをマルくする。」の広告で有名な日能研。「有名塾だから」「Nバッグが持ちたいから」といった理由で入塾するのはおすすめできません。志望校がまだはっきりと決まっていなくて、最難関校よりも、漠然と中堅校から上位校あたりに行ければいいなと思われている方や、反復学習が嫌いではない、のんびりしたペースを好まれるお子さまには向いていますが、そうでないお子さまにはモチベーションが保ちにくいかもしれません。

 

お子さまにとって後からの転塾はさまざまな負担が大きくストレスとなるので、なるべく避けたいものです。どこに入塾するにしても、必ず事前に複数の塾で体験授業を受けてみることをおすすめします。

合格実績だけでなく、お子さまの性格学力志望校などを踏まえた上で、お子さま自身が「ここに行きたい」と思う塾を選んであげてくださいね。

 

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浅田ゆうき先生

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