日能研は全国展開塾のため、転勤によるこの種のご相談は多々あります。

日能研ではこの小５年２月から本格的な指導に入り、以降小６年の７月まで最も入試対策で重要とされるカリキュラムが組まれています。一方で希学園や浜学園は小５年の１年間で受験の基本事項を一気に履修しますので、通塾日が週４日～５日とかなり厳しくなってきます。また、カリテに相当する復習テストも各授業ごとにあり、公開等の実力テストも毎月実施され、忙しい学習サイクルを強いられることになります。

その点日能研はこの学年はまだ週３日～４日の通塾日数でカリテも月２回、公開模試等実力テストも年間１１回で少し余裕があるのです。浜学園や希学園は所謂スパルタ塾に近いので、生徒によっては合わないこともありますから一度体験的に授業を受けさせてもらって本人に決めさせるのも良いと思われます。ちなみに日能研も灘中・甲陽学院中に多くの実績を持っており、そのまま続けてもシステム等に何も問題はありません。本人との相性の問題と言えるでしょう。