小６になると能開センターに限らず他塾でもテスト・テキストは難化しています。まずテストで言えば公開模試と実力テストが交互であったものが、毎月公開模試のみとなるので試験範囲は全部となり対策が厳しくなります。と同時に入試を意識した問題も含めてくるので当然の事ながら難しく感じるでしょう。また、大全シリーズのテキストは既習範囲であっても初見のようなタイプの問題もあったりで完璧に仕上げるのは至難の業となります。

難しくて解けないから最難関中を目指すのは無理なのか？勿論答えはNO。小６で成績が伸びていく勉強方法は、まずテスト・テキストの８割を完璧に解けきれることを目標にして、それ以上できれば更に良しとする。正答率が２０～３０％あたりの問題でミスなく解ききれるようにして、１０％台の問題は解ければ自信を持って良しと思うこと。入試当日で６６％程度（３問中２問正解）で合格しますので、全部解けるようにするのではなく解ける問題を増やしていくことを考えて勉強に励んで下さい。

ちなみに最難関中を目指す場合、偏差値６５（洛南女子・西大和女子はもう少し上）をコンスタントに出せるように頑張ってください。テストが難しければ平均点も下がる訳で素点がどうであるかよりも、偏差値を意識して毎月の公開模試に臨んでください。