進学館は、兵庫地区の中学受験にきわめて強い進学塾です。1人ひとりに寄り添い、志望校合格まで科学的分析に基づいた指導をするという地域密着型の進学館。今回は進学館について詳しくご紹介します！
進学館の特色
１．関西学院中学部、神戸海星女子学院なら進学館！
関西学院中学部、神戸海星女子学院、甲南女子中学校など、この地区の人気校を志望するなら進学館といっても過言ではありません。進学館は、地域に特化した地域色の強い進学塾。関西圏のなかでも兵庫地区に集中して教室があるので、この地区の難関中学校の情報が豊富でこのエリアを第一志望に考えている受験生が多数通塾しています。
また、上位校のみならず、さまざまな中学校に対応しているのも特徴的です。各中学の特色や傾向などの豊富な情報を基に、生徒1人ひとりに合った学校情報を細かく分析、提供をしてくれます。このようにとても手厚いのも地域密着型ならでは。もちろん、灘中合格者も毎年出ていて、幅広い層の中学受験に対応しています。
２．集団塾だけど、個別に対応をしてもらえるアットホーム塾！
進学館がこだわっていることは、先生と生徒との距離の近さ。講師全員が「かまうこと」をモットーに、授業や自習時間はもちろん、登下校時にも積極的に生徒たちに寄り添い、語りかけるようにしています。特に受験学年の6年生になると全ての生徒に個人の担当がつき、親身になってサポートしてくれます。
「量」より「質」を重んじ、入試問題を科学的に分析した完成度の高い教材で、経験豊富な講師が指導します。どれだけ学んだかよりも、どれだけ応用できるかに重点を置いた指導法で、宿題も多くはありません。
また、進学館は大学受験塾である研伸館とも同じ系列のアップ教育企画グループなので、大学受験情報も持ち合わせています。大学受験まで見据えた長いスパンの勉強計画が立てられるのも特徴的です。
３．アルゴやレゴなどの独特なカリキュラム
進学館の特に低学年では、プログラミングの「レゴ®クラス」やアルゴゲーム、パズルなどを通した「アルゴクラス」、イメージ力を養う「玉井式国語的算数教室」、速読速聴トレーニングの「わくわく文庫」、ゲーム感覚の劇場型授業の「シャウト」など、他にはないような多彩な学習プログラムがあり、興味深いカリキュラムが多数あります。
低学年では勉強が楽しくなるような、子どもたちが自ら進んで勉強をしたくなるようなカリキュラムから始まり、着実に受験勉強へとつなげていきます。学年ごとの最適なカリキュラムで夢へ向かってアプローチしていくという、実にきめ細やかな講座展開が特徴的です。
進学館社入塾に際しての注意点！
◆公開テストは他塾のものも受けよう！
進学館にも模擬テストのようなものはもちろんあるのですが、比較的問題量も少なく、塾生であればそれなりの点数が取れるテストです。しかし、実際にはより広範囲な地域から大勢が受験しますし、問題量ももっと多いでしょう。
日ごろから慣れておくために、浜学園や日能研など母数の多い公開テストを受けるようにおすすめしたいです。
◆スピードを上げる学習を！
進学館は、「量」より「質」とうたっているだけあって、比較的ゆったりとした進度で、のんびり進みます。宿題の量も多くありませんので、他の進学塾生と比べるとその勉強量には圧倒的な差があります。
内容は理解できていて、時間をかければ解けるかもしれませんが、実際の入試では時間が限られていますので、のんびりマイペースに問題に取り組むことはできません。日ごろから問題をストップウォッチなどで計りながら、いかに速く正確に解答できるようになるか、日々訓練することが望ましいです。なかなか自分では難しい場合は、家庭教師など個別に指導するプロにお願いすることもいいと思います。
まとめ
進学館についてその特色と注意点をご紹介しました。進学館は地域密着型で、その地域に特化した強みとアットホームな雰囲気があります。そのため、競争心むき出しのギスギスしたような雰囲気はなく、そういった塾から転塾してくるというお子さまも少なくないですし、逆に物足りなくて他の大手進学塾に転塾する生徒さんも少なからずいらっしゃいます。
お子さまにとって後からの転塾はさまざまな負担が大きくストレスとなるので、なるべく避けたいものです。どこに入塾するにしても、必ず事前に複数の塾で体験授業を受けてみることをおすすめします。
合格実績だけでなく、お子さまの性格や学力などを踏まえた上で、お子さま自身が「ここに行きたい」と思う塾を選んであげてくださいね。
