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大学別合格対策(医学部)

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入試の傾向

入学者選抜において、基礎的学力のほか、思考力・表現力・学ぶ意欲・コミュニケーション能力なども重視すると、謳っています。また、国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)資格を取得した者を対象とする入学試験を設けるなど、多様な学生を受け入れる姿勢が伺えます。

各科目の入試の傾向と対策

外国語
試験時間・点数配分 試験時間:80分  満点:150点
【傾向】 昨年を含め、ここ数年は、全てマーク式での大問5~6題で出題されましたが、過去には記述での解答が求められたこともあります。長文読解問題も2問に減っていますが、今後増加することも考えられます。
文法、会話表現、語句整序、語句挿入等が出題され、全体的に語彙に重点が置かれた出題傾向にあります。長文読解問題も、内容よりも語句の空所補充や語句整序での出題が多いのが特徴。短文の空所や長文中に適切な単語を記述する形式での出題もあります。
文法や構文系の問題のレベルは、基礎から標準までのクラスですが、比較的多くの問題を時間内にどれだけ処理できるかを試されている感があるので、ミスをなくすことは必須です。全体の時間配分と難しい問題に遭遇した時の取捨選択の仕方にも工夫が必要でしょう。
【対策】 英単語の記述問題への対策として、基本英単語レベルの完全な修得と記述の訓練が必要です。長文問題では発展レベルもの語彙力も求められるので、覚えなければならない単語のレベルと量も増えますが、簡単なものから段階を経て覚えるようにしてください。意味の難しいものはその定義をきちんと理解することが重要です。
典型的な文法問題に対応するため、基本レベルの問題集をしっかり解ききっておきましょう。内容把握だけにとらわれることなく、文構造や文法を意識して読むことが大切です。文法系列や整序英作を短時間で解く練習を積み、長文を速読する訓練を身に付けましょう。
過去問でも、問題形式のうち、英文空欄補充・内容正誤・単語定義などは外すことがないように注意してください。
数学
試験時間・点数配分 試験時間:80分  満点:150点
【傾向】 記述・論述式での解答が求められる点が他の大学とは異なる特徴です。普段の学習の際にも、ノートに書くなどして覚えるなどの学習方法を工夫しておきましょう。解答の導出がスムーズにできても書き方に慣れていないと思わぬ時間をとってしまったり、ミスを犯してしまったりするからです。
難易度は基本~レベルから標準レベルまでの問題が多く、難問はあまり出題されていません。例年、4~5題程度の大問で出題されています。
数Ⅲ微分積分は頻出分野です。標準クラスの問題集にのっているような問題が多く出されます。図形の性質やベクトルなどとの関連も含めた問題設定を予測して学習をすすめてください。
その他、数列、場合の数・確率の問題もよく出題されています。全体の傾向として幅広い分野から設問の態様を変えるなどして出題されていますので、偏った学習は避け、苦手な分野を作らないようにした方がよいでしょう。
【対策】 教科書・参考書の内容を網羅的に理解しておくことは必須ですが、公式や定理について取りこぼしがないように学習を進めましょう。標準レベルの問題演習を繰り返し解くことで定着がしっかりできるはずです。
解けない問題や苦手意識のある分野を把握し、徐々に理解を深めていくことに注力し、分からない分野を作らないことが重要です。
例題の解法などは、自分なりの一連の記述ができるようにし、求められていることを論理思考的に書いて答えるという意識を持つようにしましょう。
数Ⅲの計算問題などは繰り返し演習して慣れておかないとスピードは速まりません。理解できたことを計算で素早く表現するというパフォーマンスを上げる努力をしてください。
過去問など、本番を想定した問題演習では、時間の使い方や想定外に時間を費やした箇所などに注意をして、改善点を見つけるようにしてください。
物理
試験時間・点数配分 2科目      
試験時間:100分  満点:200点
【傾向】 本校独自の誘導付きの問題が多く、その意図を素早くつかむことが重要です。また、計算問題が多いので、計算力が問われる問題も主流となっています。文字計算をさせて数式を解答する問題のほか、語句の穴埋めや、グラフや図の選択問題で構成されます。
大問3~4題で出され、大問内の問題数は減っているものの、問題文が長めです。解読に時間のかかるものは取捨選択も必要でしょう。難易度は標準レベルくらいのものがほとんどで、得点しやすいと言えます。
力学・電磁気および波動が各一題大問で出され、原子物理を加えた構成をとっています。力学は重心を用いた衝突や単振動、電磁気・波動は実験関連の問題がメインです。
一見見慣れない問題文が出題されることが多く、戸惑うこともあるでしょうが、問題の主旨を読み取ってみると、難なく対応できるものがほとんどのはずですから、万全の準備をして臨みましょう。
【対策】 まずは基本となる教科書や教科書の傍用問題集などを用いた学習に時間を割いて、定理と公式を完全にマスターしておきましょう。どのようなパターンで出題されたとしても対応ができるように、少なくとも、公式はすべて自分で導出できるまでにしておく必要があります。
その後演習問題の数をこなして、解法の基本がきっちり身に着くように学習を進めてください。基本の定理と解法パターンの関連や、その導き方について訓練を積んでおくことが重要です。問題集の解説などにもよく目を通して、物理的思考がどのようなものかを修得するようにしてください。
発展問題に手が付けられるようになったら、問題の難易度別に自分なりの分類ができるまで、問いの主旨を抽出する術を身に着けられると、自信もついてきます。
過去問で本番を想定した実践への対応を確認しておくことも忘れずに。
生物
試験時間・点数配分 2科目      
試験時間:100分  満点:200点
【傾向】 生物に関しては毎年難易度が高めの問題が含まれており、全般的には難しい内容ではないものの、問題文が長く、理解するまでに時間がかかりことがあります。また、記述式解答では正確さが要求されます。用語の意味を正しく理解して書けるようにしておかないと得点には結び付きません。
大問3問で出題され、各大問中で5~7問の空所補充や記号選択、論述で構成されています。
遺伝情報とタンパク質に関する分野は頻出です。また、発生に関する内容でも、無性生殖と有性生殖の違いやES細胞とiPS細胞の比較など、細かな点からも出題されます。遺伝のグラフ問題でグラフを描くことも必須です。
実験考察問題では、情報の分析などよりも、情報をもとに原理原則や仮説を述べるといった、基本的事象や実験に関する知識が試されます。全般的に、標準的な知識や計算方法について、しっかりと準備ができているか求められています。
【対策】 論述での解答が求められ、用語の定義が多く出題されますが、ここは時短での勝負。基礎的なものの記述をきちんとできるようにしておきましょう。知識に関して問われる問題が多く、英語での記述が求められるものもあり、内容を自分で描くという訓練が必須です。
参考書や教科書を使って生物現象や用語の定着に時間を割いてください。グラフ・図の描画問題についても、教科書や資料集を参考に実際に書く練習をする必要があります。
語句以外はほとんどが実験問題です。学習の際は、図説に注意しながら読み進め、実験例題とグラフの解説に慣れておくとようにしてください。生物実験の基本パターンを習得できれば、多少の変化球的な応用問題はすぐに見覚えがあると気づくはずです。
基本的な計算問題も繰り返し演習を重ね、計算に時間を取られないようにしましょう。
化学
試験時間・点数配分 2科目      
試験時間:100分  満点:200点
【傾向】 長文誘導型の大問3~4問の構成です。有機分野の比重が多く、理論分野と無機分野、高分子分野が同程度の分量で出題されます。標準レベルが中心ですが、やや難易度の高い問題も出されています。
いずれも大問は、6~9の小問からなっています。設問の形式は、語句の穴埋めや正しい性質の選択、化合物と性質の組合せ、数値計算、構造式、化学反応式、イオン反応式、イオンの名称などです。数値計算については、有効数字の桁数が指定されています。
計算問題よりも知識問題の割合が多く、有機の構造推定や高分子の天然有機、天然高分子は例年出される頻出分野。問題文も長いので、問いの主旨をいち早くつかむことが重要です。
構造式だけでなく化学反応式も書かせるので、式全体を理解していないと得点になりません。いずれも問題の数、問題文の文章量ともに多いので、時間配分や問題の取捨選択などをシミュレーションする必要もあるでしょう。
【対策】 基本的な知識は教科書を使ってしっかりと定着させましょう。誘導型の長文問題の主旨をつかむことと、化学現象への当てはめがいかに早くできるかが勝負です。教科書と参考書の両方で知識の補充をしていくことで、わからない箇所を作らないことが大切です。
問題集は解説が丁寧で自分が理解しやすいと感じるものを選ぶようにしましょう。また、ほぼすべての分野、単元から出題されてきたことを考えると、参考書や問題集は、抜けのないものを選ぶべきでしょう。
実験装置や沈殿の色などについて視覚的に記憶にとどめるには、見て分かりやすい資料集を常に手元に置くことです。
計算問題については、基本的な計算力の強化を図りつつ解法パターンを習得すると理解が進みます。難易度の高い問題に挑戦する際は、問題演習での解説をよく読むなどして式の理論構成を理解することが早道です。

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